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カラギナンとは? |
カラギナン(又はカラギーナン)は、紅藻類(Rhodophta)のスギノリ目に含まれる粘質物の総称です。カラギナンは大きく分けて3タイプがあり、カッパ・イオタ・ラムダに分かれます。カッパタイプカラギナンは強いゲル化能(ゼリー状に固まる)を持ち、ゲルの硬さや弾力はミネラルやガム類 により自在に調節できます。イオタタイプカラギナンはチキソトロピック(流動性のあるゲル)性の粘性を持ち、ゲルはプルプル又は プヨプヨとしたジャム状になります。ラムダタイプカラギナンは冷水可溶にて粘調な水溶液となります。 主な用途としては、ゼリー・プリンなどをゲル化し、アイスクリームやクリームなどにとろり感を残し、ハム・ソーセージや魚肉練製品などに弾力を持たせながら肉汁の分離を抑えます。また、飲料の懸濁安定もお任せ下さい。とりわけ最近では、流動性を持った食品を口当たりの良いゲル状食品にしたり、海藻粉末の主成分である水溶性食物繊維を利用し、栄養バランスを整えた食品など健康面に配慮した食品に多く利用されております。 |
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工業製品用途では、ゲル状芳香剤、化粧品(クリーム・ローション・練り歯磨き・シャンプーなど)に使われます。特殊用途では、コンクリート製品の造形や型取りなどにも利用されます。
弊社商品は次のように分けられます。
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精製カラギナン(ピュアタイプ) |

製品イメージ
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製品名
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成分
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製品の特徴
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詳細
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KK-9 |
カッパ |
カッパ100 % のゲル強度の高い汎用ゲル化基材です。 |
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HGE-I |
カッパ |
微粒子(200メッシュパス)タイプ |
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| CC-50 商品広告 |
カシアガム カッパ |
高ゲル強度、高弾力ゲル化剤 LBGに代わるゲル化剤 |
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HGE-A |
カルシウム・カッパ |
カルシウムタイプ、高い蛋白反応性、低い離水が特徴です。 |
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LAMBDA-1000 |
ラムダ |
冷水可溶で、安定した高粘度が特徴です。 |
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GS |
カッパ-U |
安定したミルク粘度を保ちます。 |
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SP-100 |
イオタ |
解凍復元性の優れたゼラチンに似たゲルを作ります。 |
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CNP |
ナトリウム・カッパ |
ナトリウムタイプだけでは弱いゲル強度ですがミネラルや蛋白により強い強度を示します。 |
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加工ユーケマ藻類(ピュアタイプ) |

製品イメージ
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製品名
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成分
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製品の特徴
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詳細
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TAG-150 |
カッパ |
ハム・ソーセージ用のゲル強度の高い半精製品です。異物を極限まで減らしました。 |
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TS-200 |
イオタ |
イオタ粘度・解凍性・ソフトなタンパク質反応に優れます。 |
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カラギナン製剤および加工ユーケマ藻類製剤 |
製品イメージ
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製品名
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成分
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製品の特徴
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詳細
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KK-9F |
カッパ |
ハム・ソーセージなどのピックル液用(食感改良)。 |
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KS-50F |
カッパ + イオタ |
ハム・ソーセージなどのピックル液用(ソフト・低離水)。 |
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CC-50FH |
カシアガム+カッパ |
ハム・ソーセージなどのスライスビリティを向上します。 |
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